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弁理士の独立|成功するポイントと失敗する理由を解説

弁理士

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投稿日:2024年3月28日 | 更新日:2024年03月28日

「弁理士が開業して成功したら年収はいくらになるのかな?」
「独立が成功するポイントと失敗する理由が知りたい」
「特許事務所を開業してもし失敗したら転職できるの?」

このように弁理士の独立開業のメリットだけでなく、失敗したときのデメリットなどを詳しく知りたい方は多いことでしょう。
本記事では、「弁理士として活動するなら将来は独立したい」と考えている方にとって有益な情報をお伝えします。

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弁理士が独立開業したときの年収とは?

弁理士の年収イメージ

まず、弁理士として独立開業したときの年収についてお伝えします。
独立してすぐに年収が上がるとは限りませんが、一般的に独立した弁理士の平均年収は約1000万円といわれています。
弁理士の平均年収は700万円程度で、大企業の知財部に勤める弁理士は約900万円が相場です。
しかし、独立して成功している弁理士の年収は2000万円~3000万円という方も多く、開業を目標に頑張る弁理士も多いのが特徴です。
一般的なサラリーマンの平均年収が400万円ですから、弁理士の給料の相場は高く、夢のある職業といえるでしょう。

弁理士を独立開業するときに必要なこと

弁理士重要ポイントイメージ

続いて、弁理士が独立するための費用や手続きについて解説します。

弁理士の独立開業に必要な費用とは?

まず、弁理士として独立開業に必要な費用は、100万~200万円程度は必要となるでしょう。
たとえば、商業目的として事務所を借りるとなれば、物件の礼金敷金などの不動産への支払いやオフィス家具や電化製品などの設備投資の費用がかかります。
自宅で開業する場合には、はじめにかかる費用は抑えられますが、事務所を構えないことで客足が減る可能性があるため、将来的には事務所を構えたほうが利益につながります。
また、開業したての頃は、クライアントがなかなかつかないことあるので、多めに軍資金があったほうが安心できるでしょう。

弁理士の独立開業に必要な準備とは?

次に、弁理士が開業するときに必要な準備についてです。
先ほどお伝えした、事務所を借りる場合は物件を探すことからはじめます。
以下、必要な準備についてまとめました。

  • 物件探し
  • 事務所専用の電話番号の取得
  • ホームページの作成
  • 名刺の作成
  • 印鑑
  • 印鑑証明書
  • 電子証明書
  • 戸籍謄本
  • 住民票の取得
  • インターネット出願ソフト
  • 弁理士会の登録変更
  • 弁理士識別番号の付与
  • 開業届け

弁理士の仕事は、パソコンとネット環境があれば、ほとんどの業務が問題なく進められるのがメリットです。
とはいえ、自宅で開業するとクライアントを自宅に招くことになるため、客足がつきにくくなるデメリットにつながる可能性があります。
はじめは自宅から開業しても、将来的には事務所を構えたほうがよいでしょう。

弁理士の独立開業には、さまざまな手続きが必要になるため、早くから準備することをおすすめします。

弁理士の独立開業が成功するポイント

弁理士開業成功ポイントイメージ

ここからは、弁理士が独立して成功するポイントについて2つ解説します。

コンサルティング能力を身に着ける

まず、独立する弁理士が成功するために求められるのは、コンサルティング能力です。
一般的に、企業の知財部に勤めている弁理士は、企業の一員として動いて書類を作成します。
一方で、独立した弁理士の場合は、クライアントの技術が特許として申請できる状態なのかを調査したり、「この部分は特許を先に取ったほうがよいのではないか」とアドバイスしたりすることが重要です。
独立した弁理士は、中小企業やベンチャー企業の知財コンサルをしていくことが必要になるでしょう。

語学力を身に着ける

続いて、独立開業するうえで成功するポイントの2つ目は、英語力を身に着けることです。
近年では、国内よりも国際出願の需要が多くなり、これからは国際的に活躍できる弁理士が求められています。

語学が堪能で会話ができるのがベストですが、文法などを間違えずに英文を読んだり書いたりできれば問題ないとされています。
特許出願はアメリカやヨーロッパだけでなく、インドやアジアでも需要が高まっており、語学力があることは独立においての強みになるでしょう。

弁理士が独立開業して失敗した理由とは?

弁理士開業失敗のイメージ

続いて、弁理士が独立開業して失敗してしまう事例について解説します。

他事務所との差別化ができていない

弁理士が独立開業して失敗する大きな要因として、他の特許事務所との差別化ができていないことがあげられます。
たとえば、国際的に事務所とのつながりがあり国際出願を得意としている事務所や、国内でも特許出願のスピードを売りにした事務所など、独立した場合は他の事務所とは違った特徴を持つことが重要です。
特徴がない特許事務所が生き残れるほど、独立開業は甘くないでしょう。

営業が下手

続いて、弁理士が独立開業して失敗する要因として多いのが、営業下手でクライアントがつかないことがあげられます。
特に、コミュニケーションがもともと苦手な人は要注意です。
独立すると、中小企業やベンチャー企業の中にどんどん深く入り込んでいき、仕事につなげていく必要があります。
はじめて事業する場合は、企業に勤めているうちから人脈を作っておき独立したときにも安心できる環境を整えることが重要です。

弁理士が独立開業して廃業したときの転職先は?

弁理士の疑問イメージ

先ほどお伝えしたように、独立開業しても、他の特許事務所との差別化ができていなかったり、営業が下手で仕事につなげられなかったりした場合に廃業してしまう可能性があります。
とはいえ、独立した弁理士が事業をたたむことになっても、特に転職にデメリットとなるような要因はなく、転職先はいくらでもあるので心配いりません。
ここでは、廃業した弁理士の転職先にはどのようなところがあるのか解説します。

特許事務所

まず、廃業した場合の転職先としてあげられるのは特許事務所です。
もともと独立を経験していたことを転職先に伝えれば、一通りの業務がこなせることが周知できるため、オファーを受けることはかなりあります。
たとえば、転職が難しくなる40代や50代の方であっても、弁理士は実績や専門性を重視するため転職しやすいといえるでしょう。
独立の経験は、逆に実績のアピールになるので、自信を持って転職活動してください。

企業の知財部

続いては、企業の知財部への転職です。
しかし、多くの企業の知財部の場合は、専門性のある弁理士でも30代までが転職の限界といえるでしょう。
企業は、一般的に20代~30代の若者を選ぶ傾向にあるため、40代以降の方が転職先の選択肢とするなら、やはり特許事務所がベストといえます。

資格を効率よくとるためのおすすめ通信講座

弁理士の通信講座イメージ

ここでは、弁理士資格取得の合格率に定評がある、おすすめの通信講座を4つ紹介します。

  1. 資格スクエア
  2. アガルートアカデミー
  3. スタディング
  4. Lec東京リーガルマインド

資格スクエア

まず、1つ目におすすめの通信講座は「資格スクエア」です。
資格スクエアは、一般の大手予備校と比べても優れた講師陣をそろえているのにオンラインで受講できるメリットがあり、価格も安いのが特徴です。
また、資格スクエアでは、初学者でも仕事や学校と両立しながら合格を目指せる講座を用意しており、3種類の講座の中でどれが自分に適しているのかを受講前にメールで相談できます。
通信講座にありがちな、教材を売ったら終わりということはなく、講師陣やスタッフが責任をもって勉強に取り組めるようサポートしているため安心して任せられます。
講義を受講するパソコンなどの画面上からワンクリックしただけで、すぐに質問が送れるシステムを導入しており、その手軽さは非常に魅力的です。

  1. 実績のある講師をそろえながらオンライン受講で価格が安い
  2. 仕事や学業と両立しながら合格を目指せるおすすめ講座を用意している
  3. 講義画面からワンクリックですぐに質問できる手軽さが魅力

アガルートアカデミー

2つ目におすすめの通信講座は「アガルートアカデミー」です。
アガルートアカデミーは、受講生の弁理士資格受験の合格率が40%を超えており、弁理士を目指す方の中では有名な通信講座の1つです。
膨大な法律をすべて勉強して網羅していくというよりも、試験合格のためにだけに現前された内容の講義とテキストで、効率的に学習できます。
はじめて弁理士の資格学習する方に向けた「総合カリキュラム」や、短答や論文が苦手という方に向けた「苦手科目だけを集中的に学習するプログラム」があり、それぞれのレベルに合わせた学習方法が選べるのが特徴です。
カリキュラムを選ぶ前に、電話やメール、zoomを使って相談できるので利用しましょう。
また、弁理士試験に合格した際にはお祝い金がもらえる特典や割引サービスがついています。
もちろん、すべての講義はオンラインなので、通学の手間がなく、好きな時間に勉強できるのが魅力です。

  1. 合格率が40パーセント超える実績
  2. 膨大な民法の中から試験合格に特化した講座で効率的に学習ができる
  3. 短答、論文の苦手科目だけ勉強できる講座を用意

スタディング

3つ目におすすめの通信講座は「スタディング」です。
スタディングの特徴は、動画講義、テキスト、問題集までのすべての対策がパソコンやタブレットだけでなく、スマートホンひとつで完結するところです。
また、弁理士の試験を知り尽くした大手予備校の講師陣がオンラインで講義するため、通学の必要がなく、スキマ時間に学習できます。
テキストや講座が充実しているのに、受講料が安いのも魅力です。
実際の弁理士オンライン講座やセミナーを無料で配信しているので、まずは視聴してみるとよいでしょう。

通勤電車の中でもスマホを使って学習でき、スキマ時間を利用することで初学者の方も合格を目指せる内容となっています。

  1. 動画講義、テキスト、問題集まで全ての対策がスマートフォンひとつで完結する
  2. 初学習者にも分かりやすい講義内容とテキストで合格率アップ
  3. 実際のオンライン講座を無料で試せる

Lec東京リーガルマインド

4つ目におすすめの通信講座は「Lec東京リーガルマインド」です。
Lec東京リーガルマインドは法律に特化した講座を扱う企業のため、法律に関する分かりやすいテキストを使用し、Lecの専任講師のみ在籍するのが特徴です。
そのため、一般的に3年~4年間かけて受験して取得する弁理士資格を、こちらの講座を利用すると見事1回目の試験で合格できたり、または短期間での勉強時間で合格したりする方を多数輩出している実績があります。
受講形態は通学と自宅受講の両方を選べますが、オンライン通信講座でも通学講義を録画した映像を見ながら自分のペースで勉強できるのでおすすめです。
特に、通信Web講座では、PCやスマホを使ってスキマ時間にいつでも学習できるため時間をフルに活用できます。
初学者でも1発で試験に合格したいという方にとっては、Lecの講座は短期間合格メソッドが詰まっており、フォローも万全なので安心して任せられるでしょう。

  1. 弁理士試験の受験指導が30年と長いため短期合格メソッドがある
  2. 初回受験合格者の5人に4人がLec初学者コースの受講生という驚異の実績
  3. 実際の講義を録画した動画をPCやスマホにダウンロードし、スキマ時間にフル活用して勉強できる

まとめ

弁理士のまとめイメージ

本記事では、弁理士の独立開業についてのメリットやデメリットを詳しくお伝えしてきました。

弁理士の独立開業について考えるときは、いくつかの重要なポイントを押さえることからはじめましょう。
まず、年収については、多くの場合、企業の知財部や特許委事務所に勤めていたサラリーマン時代と比べて、大幅に増える可能性があります。
とはいえ、独立を成功させるためには、語学力を磨いたり、知財コンサルティングができるようなったりするための努力が必要です。
事業に失敗すると大きな損失を被ることになるため、先に独立を経験している弁理士にアドバイスを求めるとよいでしょう。
また、開業するまでにやるべきことは、企業勤務時代の経験が活きるよう専門知識を深めたり、人脈を作っておいたりすることです。
もし事業がうまくいかずに廃業してしまっても、転職先にこまることはありません。
特許事務所からは独立の経験が実績として認められ、オファーが来るので安心してください。
弁理士は独立することで大きな利益を得られる場合がありますが、不安な方は企業で働いていくのも一つの方法です。
理系の中でも難易度が高いといわれる弁理士は、独立しなくても一般的なサラリーマンよりも昇進や昇給、転職に有利になるため、夢が広がる資格といえます。
とはいえ、弁理士資格取得は、3000時間の勉強が必要といわれる難易度の高さであり、独学で取得するのはかなりハードルが高いものでしょう。
弁理士の資格をとる効率的な方法は、やはり通信講座を利用するのがおすすめです。

※この記事は2023年10月現在の情報となっております。

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