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投稿日:2024年4月9日 | 更新日:2024年04月09日
社会人なら業界・職種問わず求められるようになったITリテラシー。
これまでは聞かなかった用語が突然自分の周りで飛び交うようになったり、業務がDX化されたり・・・と、近年私たちの生活や仕事環境はITとは切っても切り離せないものとなりました。
「ITは苦手だから」と避けてきた方も、「いよいよ目を向けなくてはならないけれど、何から勉強すればよいのか」と悩む機会も増えたかもしれません。
今回はIT系の資格の中でも国家資格である「ITパスポート」の所有状況や「ITパスポート」の資格に対する意識調査を行いました。
■調査概要
(調査日)2024年1月30日~2024年1月31日
(調査対象)全国のすべての年代の男女200人
(調査協力会社)株式会社クロス・マーケティング
そもそも、ITパスポートとは?
ITパスポートは2009年から試験が開始された、ITに関する基礎的な知識が学べる国家資格です。
すなわち、ITパスポートを取得することは、自分がITに関する基本的な知識を持っていることを証明することができます。
現在はIT系の企業だけではなく、他業界の企業や学校からも注目を集めています。
参考:https://www.net-marketing.co.jp/school-select/itpassport/article/610/
「持っている」と回答した人は全体の10%。「持っていない」と回答した人は90%
今回のアンケートで、「ITパスポート」の資格を持っている人・持っていない人の割合は「持っている」と回答した人は全体の10%、「持っていない」と回答した人は90%という結果となりました。
持っている人の男女比の内訳に着目すると、男性が14%、女性が6%という結果となり、男性の所持率が女性と比較し約2倍でした。
ITパスポートを取得した理由は「キャリアアップのため」が最多
ITパスポートを「持っている」と回答した人に、資格を取得した目的を聞いてみたところ、最も多かったのは「キャリアアップのため」と回答した人で、全体の45%と、約半数を占める結果となりました。その他の回答としては「就職・転職活動のため」(30%)、「会社内で必要な資格」(20%)となりました。
ITパスポートに合格するまでの受験回数は1回が最多
ITパスポートを「持っている」と回答した人を対象に、合格するまでの受験回数を聞いたところ、80%のITパスポート所持者が「1回」と回答しました。次いで「2回」が20%でした。当調査でそれ以上と回答した人はいませんでした。
ITパスポートの難易度とその感じ方に関して
ITパスポートの公式サイトによると、令和5年4月度~令和6年1月度の合格率は51.2%で、受験者の合格率は半数を上回る結果となったようでした。
参考:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pdf/statistics/202401_ip_shikenkekka.pdf
今回スクールセレクトで行ったアンケートの回答者はITパスポートの難易度をどのように感じているのでしょうか。当調査において合格までの受験回数は「1回」と回答した人が80%と、ITパスポートの公式サイトの合格率と比較して高い傾向となっておりました。合格までの受験回数とは別に、ITパスポートの取得難易度についてアンケートを行った結果、難易度が「普通」と回答した人が50%、次いで「(難易度が)高い」と回答した人の割合が35%でした。
全体としては「普通」と回答した人が半数を占めましたが、難易度が「低い」と回答した人が15%で「高い」と回答した人が2倍近いことから、難易度は「どちらかというと難しい」と言えそうです。
ITパスポートを取得するための最多の勉強方法は独学
ITパスポートを「持っている」と回答した人に、ITパスポート取得のための勉強方法を聞いてみたところ、「独学」が55%で大半を占める結果となりました。
次いで、同率で「資格スクール」「通信講座」が20%、「高校や大学、専門学校など」と回答した人は5%でした。
ITパスポート取得者に聞いた取得のメリット
ITパスポートを「持っている」と回答した人にITパスポート取得のメリットを聞いたところ
・国家資格である(20代 女性)
・昇給できる(20代 女性)
といった声がありました。
ITパスポートを持っていない人にこれからITパスポートを取得したいかどうかを聞きました。
一方で、ITパスポートを「持っていない」と回答した人への調査で、これからITパスポートを取得したいかどうかを聞いたところ「取得したくない」と回答した人が71%で最多でした。
次いで「勉強中・取得を検討中」(20%)、「取得したい」(9%)となりました。
取得に対してポジティブに考えている人は全体で29%となりました。
これからITパスポートを取得したい理由
前項の「これからITパスポートを取得したいか」の質問に対して「勉強中・取得を検討中」(20%)、「取得したい」(9%)と回答した人に、ITパスポートを取得したい理由をきいてみたところ、「キャリアアップのため」(63%)が最多となりました。次いで「就職・転職活動のため」(27%)となりました。
ITパスポートを取得していない人でも自身のキャリアのために取得を検討している人が90%いることが分かりました。
まとめ
最近では企業のDX化がすすんでいき、ITに関するリテラシーがある人材が求められています。ITパスポートは、ITリテラシーに関する基礎的な知識が学べる資格として、IT系以外の企業や学校からも注目を集めています。
ITパスポートは国家資格の中でもその難易度や独学のしやすさから挑戦しやすいのではないでしょうか。
検討中の方は是非ITパスポートの取得にチャレンジしてみてくださいね。